その他事件 解決事例
業者の当初の申出額から約2倍の金額で和解が成立した事例
氏名(仮名) |
Cさん |
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内容 |
訴訟移行:過払い |
相談の背景
取引履歴の開示を求めた上で、任意で過払金の返還を求めるべく交渉を行いました。このとき、当事務所が算定した過払金の金額は約500万円でした。これに対し、C社が申出た金額は約200万でした。
解決方法
交渉の結果、任意で支払いを求めるのは困難であると判断し、過払金の返還を求める訴訟を提起しました。判決を得て過払金を回収するというという方針も考えました。しかし、依頼者と相談したところ、紛争の早期解決を優先することにしました。
それから交渉を行い、C社が過払金420万円を返還することで和解が成立しました。受任から訴訟の提起まで約9ヶ月、訴訟の提起から和解成立まで約6ヶ月でした。
所感
業者との交渉では、提示された金額に応じるべきかどうか、訴訟を起こすかどうかといった判断に迫られます。このときに、これまでの交渉によって培われてきた知識・経験をもとに交渉すれば、業者に対して有利な条件で和解することも可能です。
当事務所には過払金返還について豊富な知識・経験を有する弁護士が多 数在籍していますので、業者との交渉や裁判でも知識・経験を活かして対応ができます。