ニュースレター
ニュースレター KabashimaLawJournal 2014年5月発行 Vol.1
新年度を迎えたことを機に、法律関連のトピックスや当事務所の近況などを、ニュースレターとしてお送りさせて頂くことに致しました。四季折々のお手紙としてご理解いただき、当事務所の近況や、皆様にとって少しでもお役に立てる情報をご提供できればと思っておりますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。
泣き寝入りをせずに取引先への債権を回収する方法!
当事務所にくるご相談として、以下のようなものがよくあります。
「取引先が品物の代金を支払ってくれないので困っている・・・。」
「お金を貸したが全然返してくれない・・・。」
このようなトラブルを抱えられた場合、泣寝入りする方も少なくないと思います。しかし、適切な対応をとることによって、取引先とトラブルにならずに債権を回収することができます。本日は、当事務所が考える債権回収のポイントをご紹介させて頂きます。
1.事前に必要な情報とは?
債権回収問題を解決する際、まずは債務者の状況を的確に把握することが問題の解決において非常に重要になります。なぜなら、債務者の住所や電話番号がわからなければ請求すること自体困難ですし、資産がなければ、仮に裁判をして勝訴しても回収できないからです。懇意にしている取引先等から債務者の預金口座のある銀行の支店まで教えてもらえれば、仮差押えしたり後に強制執行したりすることが可能です。
もっとも、債務者の情報が詳しく分からなくても、弁護士に依頼すれば弁護士会照会によってある程度情報を調べることが可能です。
2.弁護士名で書面を送りましょう!
債務者の状況を的確に把握した後、ご自身で電話をかけたり、書面を送付したりして請求することも考えられます。しかし、それでも支払わない場合、弁護士名で内容証明郵便として請求書を送ることで、債務者にプレッシャーを与え、任意に支払ってくれる可能性があります。
3.それでも支払わない場合は・・・
このような場合、民事訴訟を提起することが考えられます。民事訴訟にもいくつか種類があり、債務の存在に争いがない場合には支払督促、60万円以下の請求であれば少額債権訴訟といったように、簡易かつ迅速な手続もあります。また、裁判の中で和解を成立させることも可能です。判決が出たりや裁判上の和解が成立すると、裁判所に強制執行の手続を執ってもらうことができます。
債権回収の問題は、資金繰りが問題になりやすい中小企業においては死活問題となったり、再投資を行なう貴重な機会を失うことにつながることでもあります。債権回収でお悩みになられている場合には、お早めに弁護士にご相談されることをお勧めします。
ニュースレター第1号では、債権回収のニュースレターに加えて、私、椛島修の自己紹介をさせていただきます。
Q1 お名前とご出身を教えてください!
A1 椛島 修(かばしま おさむ)です!出身は福岡県柳川市で、大学時代には、福岡大学商学部第二部商学科に通っていました。
Q2 柳川市がご出身なんですね!柳川市の良いところを教えて下さい!
A2 やっぱり柳川は歴史がある街だということが良いところではないでしょうか。柳川川下りや立花氏庭園を歩いて回ると柳川に生まれて本当に良かったと思いますね。
Q3 お休みの日は何をして過ごしていますか?
A3 お休みのときは、趣味のゴルフやカメラ、園芸などをおこなってリフレッシュするようにしています。園芸は土いじりや植物の成長によって癒されるところは本当に良いですよ。
Q4 弁護士になろうと思ったきっかけは何ですか?
A4 高校は地元の県立高校に入学しましたが、ほとんど勉強せず、あっという間に3年間が終わりまし
た。経済的理由もあり、就職して私立大学の商学部の夜間に入学しました。昼間、仕事しながら、夜、大学に通っていると、なぜか勉強することに新鮮さを感じるようになり、入学してしばらくして、昼間の大学の法学部に編入したいという考えを持つようになり、夜遅くまで勉強の時間を増やしていきました。あるとき、大学で習っていた憲法について、その当時、福岡市で弁護士を目指して司法試験の勉強をしていた兄の下宿を尋ね憲法について質問をした際、兄が、私に「お前も司法試験を目指さないか」と勧めてくれた一言が、私が弁護士になろうと思ったきっかけになりました。
Q5 弁護士としての信条を教えてください!
A5 弁護士になってからは人の心の痛みがわかる弁護士になりたいという気持ちで仕事をしてきました。これからも、人の心の痛みがわかる弁護士でありたいという気持ちを大切にしながら、地域の人々に貢献できる法律事務所を運営していきたいと思っております!
Q6 弁護士になって良かったなと思うことを教えてください!
A6 やっぱり、ご相談にいらっしゃった方のお悩みが解決したときの、依頼者の方の笑顔を見たとき、本当に良かったと心から思いますね。
Q7 最後に、先生からメッセージをお願い致します!
A7 法律問題はある日突然身の回りで起こることが多く、自分がその立場になったとき、何をどうしたら良いか分からず、一人でお悩みになられてしまうことが多いです。私たちはそのようなお悩みの解決に全力で向き合い、一人でも多くの方のお悩みの解決を実現したいと日々考えております。お悩み事がありましたら、お一人でお悩みにならず、まずはお気軽にご相談下さい。個人の方は初回、相談は無料になっております。また、事業者の方も含め、原則として毎月第4土曜日は無料相談会をしております。