パートナー弁護士 大野 智恵美 Chiemi Ono
経歴
経歴 |
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福岡県直方市出身 |
熊本大学法学部卒業 |
西南学院大学法科大学院 |
司法試験合格 |
弁護士登録(福岡県弁護士会) |
弁護士をめざしたきっかけ
私は、弁護士があまり身近にいない福岡県内の地方で育ちました。私が学生の頃、身近なところで相続問題が生じ、すぐに相談できる弁護士がいなかったことから、なかなか相談できずに問題が長引いてしまうのを見て、こんなときに身近に相談できる弁護士がいればなあと思いました。ちょうどその頃、法学部への進路を考えていたこともあり、市民に身近な弁護士になりたいと思うようになりました。
かばしま法律事務所での担当分野
かばしま法律事務所に入所して、丸9年が経過しました。
地域に密着したリーガルサービスを提供している、かばしま法律事務所では、顧問先の地元の企業からの法律相談から、個人のお客様の家族の問題(離婚、相続など)まで、幅広い業務に対応させていただいております。
その中でも、私が特に多く取り扱わせていただいているのが、離婚や養育費の請求などの家事事件です。特に、女性からのご相談やご依頼が多いです。
私が、今まで、女性側での離婚などの家事事件を主に担当させていただいた中で感じたのは、離婚など人生において何度も遭遇する問題ではありませんので、相談者や依頼者のみなさんが、ご相談当初、とても不安に思われていたということです。
ですので、初回の法律相談では、できるだけ丁寧にお話しを聞くようにし、不安な点や不明な点を解消できるよう、心掛けています。
また、最近、私が感じるのは、モラハラ(モラル・ハラスメント)を理由とする離婚のご相談やご依頼が多いということです。
モラハラは、社会的に話題になっていますが、言葉や態度による精神的虐待であり、身体的な暴力や不貞などの場合と異なり、人によって感じ方が異なりますし、アウトといえる境目(自分の中で「離婚する!」と決断できるタイミング、相手方が応じない場合に離婚原因として認めてもらえるのか?)が曖昧なので、悩んでいる女性は結構いらっしゃると思います(もちろん、妻からのモラハラを受けている夫もいると思います)。
そんな方々の、次の人生へ進むお手伝いをしたいです。
これからも、相談者や依頼者のお気持ちに寄り添うよう心掛け、今後は、今まで培ってきた経験を生かし、今まで以上に充実したリーガルサービスを提供していきたいと思います。
趣味や休日について
以前の「弁護士コラム」でも少し書かせて頂きましたが、好きなバンドのライブに行くこと、旅行、美術館に行くことです。
2015年のシルバーウィークには、2泊3日の京都旅行に行ってきました。
いつもは、バンドのライブのために、東京・大阪あたりまで行き、周辺を観光して帰ってくるという感じで旅行をしているのですが、この前のシルバーウィークは、ライブとは関係なしに、京都観光をしてきました。
1日目に宇治の平等院鳳凰堂に行き、
2日目に東本願寺、涉成園(35000㎡の日本庭園)、三十三間堂、
養源院(血天井で有名なお寺)、
京都市美術館に行き、最後に嵐山の温泉に浸かり、3日目は二条城を堪能して帰ってきました。
我ながら、スケジュールをよく詰め込んだなぁと思いますが、まだまだ観光し足りなかったので、また時間が取れれば、京都旅行に行きたいと思います。
久留米の皆様へのメッセージ
弁護士は、紛争を法的に解決することが仕事ですが、ある問題が法的に解決できるものかどうかは、ご相談してもらわないことには分かりません。問題は、放っておくと、どんどんこじれてしまう場合もございます。ですので、まずはお気軽にご相談頂ければと思います。
私は、市民に身近な弁護士になりたいと思っております。私自身は、久留米市の出身ではありませんが、地域に密着した、かばしま法律事務所の一員として、地域の皆様のお役に立てるよう精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。